TOGETHER WE END POLIO
1980年代より日本のロータリークラブからポリオ撲滅運動が始まりました。
現在、常在国はパキスタン、アフガニスタンの二国いずれも年間の症例は数十人と根絶まであとわずかです。世界中のロータリークラブのメンバーとゲイツ財団の共同で根絶を目指しています。そして実働部隊はWHO、ユニセフとの共同体です。
今月 2月11日から15日迄パキスタンのカラチにて経口ワクチンの投与のボランティア活動(チームポリオジャパン)に参加。バスターミナル、駅舎、難民キャンプ地、市街地での個別訪問を地元の保健婦さんと、いずれもロータリーの資金で雇用している現地スタッフが同伴します。インフラ整備の遅れ、飲料水の不足、感染症のまん延(食事での手洗い水がない)など課題が多く国策として、まずインフラ整備での電気、水道、便所、そして平和維持の遅れがポリオ根絶を妨げています。パキスタンには入国できない現状。ポリオプラスの基金や日本のRCからの支援で既に5ヶ所以上のウォーターステーションが可動しています。飲料水のウォーターステーションは建屋、機械設備、水道工事を含め日本円で約 100万円、カラチの街外れの人々や子供達がウォーターステーションへ水汲みにやってくる光景は微笑ましい現実を目の当りにする。経口ポリオワクチンは1回1人当り70~80円です。私達の募金1,000円札1枚が15人の健康と家族の幸せと世界規模の健康に役立っています。
ポリオ根絶はロータリーの人道的優先課題です。