卓話『特定非営利活動法人 わいわいハウス金華』

吉田茂生会員写真

吉田茂生会員

卓話者:吉田茂生会員

地区の概要

金華地区は、高齢者比率が38%を超え、岐阜市の中でも特に高齢化が進んだ地域となっている。子ども世代は、仕事等の関係でこの地区を離れ、高齢夫婦のみやひとり暮らし高齢者世帯が多い。市民生活に必要な市民サービスは行政が主に行ってきたが、複雑個別化する問題に迅速に対応することが困難となった。この地域の福祉機能を充実させるためには地域に密着した場所が必要と考え、平成15年7月にNPO法人「わいわいハウス金華」を立ち上げた。

活動内容

岐阜市金華の街並み保存の一環として、明治35年以来110余年となる理事長の自宅と事務所を、街の景観を損ねることなくオープンハウス化し、地域高齢者の交流の場をつくり、県下初の「民営公民館」として活動を展開している。

シニア生活支援

高齢者のなんでも相談窓口を開設し、話し相手やボランティアによる簡単な大工仕事・家事・雑用など高齢者の生活をサポート。

シニア人材支援

高齢者(豊富な経験、知識、能力)を地域の社会資源と位置づけ、活躍の場を求める高齢者を企業、団体、個人へマッチングし、高齢者の社会参加を支援(例;花火大会の会場整理等)

サークル活動支援

高齢者の交流を深める場として、女性麻雀教室、太極拳、コーラスなどを開催。

飲食サービス

地域交流のカフェとして、飲み物を廉価でサービス。1日当たり20人ほどの利用があり、楽しくおしゃべりをして集う場所となっている。観光客が立ち寄ってくれる時もある。

かけこみ寺事業

地域から悪質な勧誘や詐欺による被害者を出さないよう、また悪質な商法等をこの地域からなくすため、地域の弁護士による悩み事の法律相談を無料で実施している。

その他

講師を迎えて、地元の歴史を勉強する「金華歴史文化懇話会」を開催。金曜日には「金金サロン」と称して、80歳以上の方を対象に会費制で昼食会を行い、交流を深めている。

課題と今後の展望

高齢者は弱い存在と見られがちであるが、多くの方は元気であり豊富な知識・経験もある。行政とも連携し、元気な高齢者のパワーをまちづくりに活かしていきたい。
地域の高齢者が生きがいを持って元気で過ごせるように活動を工夫していきたい。この地域で地域包括ケアシステムが動いていくといいと思っている。

◆令和2年 高齢化率(%)
「金華 38.39」、「京町 44.18」、「明徳 41.45」、「徹明 36.18」

この法人は、市街地のドーナツ化現象に伴い、急速に高齢化の進む岐阜市中心市街地において、元気な高齢者が元気で居続けるための地域ネットワークの再構築を目指し、できること・したいこと・してほしいことの接点となる場所を積極的に創出することにより、失われかかった地域の絆の再構築を模索するものである。

2021年1月19日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

卓話 建部英春会員

建部英春会員写真

建部英春会員

卓話者:建部英春会員

COVID-19が流行蔓延し、約1年間経過し、現在は第3波となり、岐阜県では緊急事態宣言が出され、病床を逼迫し、医療崩壊が言われています。
COVID-19は飛沫感染であり、マスク着用社会となりました。
ワクチン接種を国が急務として進めており、副作用、有効性は不明ですが、現在、唯一の予防となります。

2021年1月19日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

地区ガバナー補佐会 報告

岐阜Aグループ ガバナー補佐 永瀬 章様

新年あけましておめでとうございます。会員の皆様方には希望ある輝かしき年を健やかに迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨年来よりクラブ運営におきまして、大変なご苦労をなさっておられると推察いたします。様々なクラブの事業が感染症予防のため、中止、あるいは延期となっております。1月のクラブ例会も休会となっている模様です。
そのため、1月に予定させていただいた年度中間のクラブ訪問も中止となっております。
そこで、中間訪問の代わりに最近(1月16日)ズームでありました地区ガバナー補佐会の内容を報告して中間でのクラブ訪問に代えさせていただきます。

  1. ガバナー挨拶
    例会運営をどうするか?:
    RI会長は最新のテクノロジーを駆使して行ってください。具体的には、高齢者も多く利用できない場合は、電話でもよいから、密接に連絡を取ってください。今後のロータリークラブは?:
    現行の制度では多くの地域でガバナー制度が機能していない。地区の運営に反映していない。このため会員減少につながっている。
    ロータリーは2000年をさかいにRIは変化しており、2018年に未来形成委員会ができ、2022年には規定審議会でパイロット地区を決め、2024年に開始し2030年から新しい制度で運営される。
  2. 地区大会企画書説明
    今年度の地区大会は令和3年5月29日(土)高山で一日の日程で開催されます。登録料は一日であり、一人5000円予算規模は前回の三分の二となっている。会場は大小合わせて1600席あり、目標は600名の登録目指しています。
    各クラブからは会長・幹事次期会長・次期幹事加えて研修リーダーの登録をお願いしたい。指導者養成を中心にお願いしたい。登録締め切りは3月1日です。
  3. 地区からの連絡
    補助金事業について:
    今年度の事業が行われていない。コロナ対策の事業も受け入れますので、次年度事業を前倒ししてもよいから、申請してください。退会防止について:
    尽力してほしい。12月は40名の退会者がありました。例会の休会など互いに接する機会が減っている。
    訪問できなくてもよいから、電話などで緊密に連絡を取り合ってほしい。

以上のようなお話がありました。今年度二分の一経過しましたが、研修会などもなく、会員の皆様と研修の機会もありませんが、ご意見やご質問などありましたらご連絡ください。

2021年1月19日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1372回例会週報

PDF1372_20210112
第1372回 2021年1月12日(火) 12時30分~
行事:クラブフォーラム(2)
担当:会長・幹事

2021年1月12日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc