卓話 「ロータリー財団を学ぶ」

卓話者 財団委員長 故金正司

財団委員長 故金正司会員

財団委員長 故金正司会員

1.はじめに「世界でよいことをしよう」がロータリー財団の標語となり、ロータリーの会員が人々の健康状態を改善し、質の高い教育を提供し環境保護に取り組み平和を達成できるようにする財団の使命があり、毎年11月15日を含む11月を財団月間と定めこの使命に基づき会員からの寄付金を募り社会奉仕に務めるのがロータリー財団の役割である。財団への基盤は寄付金(年次基金)であり寄付金の配分は国際財団が50%、地区財団が50%を活用当クラブからも年次150ドルの割り当て金を提供している。
又、米山記念奨学事業においては日本のロータリアンからの寄付が財源となり日本で学ぶ(私費)外国人留学生に支給されている。
当クラブからも新会員さん5年間を毎年2万円、計10万円米山軽食などを含め奨学金(年間約160万円)の推進に努めている。

2.その他寄付金として恒久基金、ポリオ基金1人30ドル、ポリオソサエティーによるポリオプラス基金は毎年1人当たり100ドルを募集中であるが、未だ地区では60数名の参加である。
RI(国際ロータリー)はポリオ根絶が他のプログラムに対して優先される第一目標としてWHOから根絶、終息宣言出されるまでやり続ける方針である。
根絶のための資金はパキスタン、アフガニスタンの2国で主にワーカーさん、保健師さんワクチン代などに使用されている。
地区内での財源の主な支出は地区補助金、グローバル補助金、米山、海外への地区補助金奨学生(1年)、グローバル補助金奨学生(1~2年)となっている。

まとめとして当クラブでは地区補助金の活用でフィリピン、ダバオ島への成功事例もあり、新しいエリアへの活動を会員のアイデアを基に、教育、人道的支援に地区の補助金を有効活用、超我の奉仕に努めてロータリーの活動を楽しんで参りましょう。
ご清聴ありがとうございました。

1. 名張地区大会にて基金活動
2. 名張地区大会にて募金活動
3. ポリオラッピングカーによる募金活動
4. 名張地区大会でのデヴィ夫人と
2024年11月26日 | カテゴリー : 卓話 | 投稿者 : gifunakarc

卓話『健康診断 身体年齢』

卓話者 平野総合病院 平野聡子様

平野総合病院 平野聡子様

平野聡子様

身体年齢

身体能力の衰えを感じることもあり、皮膚のうるおいやハリが減って年齢を意識する人もいます。目に見える老化は誰でも実感できるものですが、目に見えない内臓も、20代をピークにその後は着実に衰え始めています。自分の身体を知るために、悪性腫瘍の早期発見予防のために検診は必ず受けましょう。また、簡単な身体チェックをして日々の運動習慣をつけて筋力低下を防ぎましょう。

平野聡子様と篠田会長

平野聡子様と篠田会長

2024年11月5日 | カテゴリー : 卓話 | 投稿者 : gifunakarc

卓話 岐阜AグループIM・合同例会

第2630地区ガバナー 亀井 喜久雄様

ガバナー 亀井 喜久雄様
2024-25年度
国際ロータリー第2630地区ガバナー
亀井 喜久雄

挨拶

ロータリーは21世紀に入る頃までは会員数は右肩上がりで急激に増加してきました。1956年には約40万人、66年・76年・86年・96年と10年ごとに20万人ずつ増え続け、1986年には100万人を突破し、1996年には120万人となりました。それから28年後の今も120万人です。日本も96年の約13万人がピークで現在8.4万人です。世界的にはドイツを除く先進国では減少、とりわけイングランドとオーストラリアが大幅減少。台湾・インド・韓国で増加傾向というのがいままでの経緯です。
過去5年間20%の地区が新クラブを一つも設立していません。入会した新会員のうち10%以上が入会後1年以内に退会しています。退会者の約半数がクラブでの所属年数がわずか3年未満です。これはよいことではありません。退会した会員はロータリーに対する否定的な見方をほかの人と共有しますからロータリーブランドにも害が及びます。

停滞の最大の原因は経済発展が先進国で止まり、その穴を発展途上国が埋めたことです。このままでは先進国のロータリアンの減少は尚一層進み、活動自体に支障をきたし、衰退への道は目に見えています。

これまでさまざまな会員増強策が試みられ、一部では成功していますが、全般にわたるものではありません。
私たちは新入会員入会にあたって、全員の同意を取ることが前提となっていませんでしょうか?これは「量より質」という考え方によるものですが、会員増強にとって自らブレーキを踏んでいるように見えます。私たちの中核的価値、すなわち「4つのテスト」に見合った人ならば、たった1人の反対で入会を拒否するのはどうでしょうか。再考をお願いします。
入会間もないメンバーが数多く退会するのはなぜでしょうか?それはその人にとって居心地が悪く、ロータリーの意義を感じ得ないからでしょう。そのような人には積極的にクラブの重要な役割を与えて、考えていただくのです。きっと意識の中の「何か」が変わるでしょう。良きロータリアンの道が開けると考えます。

決議23-34は日本のロータリーが最も大切に守ってきたものです。ただその中で、社会奉仕の功績を自分のものとせず、そのすべてを協力者の手柄にするようにしなければならないと明記してあります。ロータリーの奥ゆかしい一面で、陰徳を積むという高潔な考えですが、その謙虚さが社会におけるロータリーの存在感を薄めていないでしょうか?社会奉仕の功績はもっと社会に広報してもいいのではないでしょうか。それが社会的地位を高め、会員入会の動機付けになるものと考えます。

スティーブ・ジョブズはこう言いました。「アップル社再建の妙薬は費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ。優れた製品を提供し続ければ、顧客はいつでも財布を開いてくれると、私たちは信じていた」と。
革新の必要性は当時のアップルにあてはまり、同様に現在のロータリーにも当てはまります。

国際ロータリー事務総長ジョン・ヒューゴ氏は言います。「私たちの中核的価値、すなわち四つのテスト・奉仕と親睦・倫理と高潔さは決して変わることはできません。でも、それ以外はどうでしょう?何事も可能です。どんなに頻繁に例会を開こうと、点鐘しようと、歌を歌おうと、それがクラブを支え、クラブの存続と成長につながるなら、それでよいでしょう。しかし、そうでない場合は、そうした慣習をやめ、もっとよいものに置き換えてみてください」
この言葉を私たちは今一度かみしめる必要があるように思われます。どうか、前例にとらわれない新しい「在り方」を模索してください。

2024年8月31日 | カテゴリー : 卓話 | 投稿者 : gifunakarc

卓話 ガバナー補佐訪問

2024-25 岐阜Aグループ ガバナー補佐 桐山直泰様

ガバナー補佐 桐山直泰様
ガバナー補佐 桐山直泰様

2024-2025年度ガバナー補佐を務めます桐山直泰です。岐阜西クラブ会員で昭和61年入会、38年間皆出席しております。職業分類は呉服販売です。 石井亮前ガバナー補佐が、前期の総括で、ロータリーはコロナ禍から脱して回を復した宣言されました。IM(インターシティミーティング)も地区大会も各種会合も対面して行なわれることとなりました。やっと形は元に戻ったと思いますが、私はこの4年のコロナ禍でロータリーは大きく変わったと感じています。一番の変化は残念ながら以前のような親密度がなくなったことです。

ところで2024-2025年度RI会長のステファニー・アーチック女史のテーマは「ロータリーのマジック」です。「魔法」を表しています。色はオレンジとスカイブルーです。オレンジは季節の変化を、ブルーは知識と知性、信頼と忠誠を連想させます。この色の組み合わせが自分を変え、世界を変えることを表しています。

次に2630地区ガバナーは名張ロータリークラブの亀井喜久雄氏です。また、本年度の地区テーマは「地域にインパクトを」です。これは各ロータリークラブの活動を通じて地域を活性化させることです。このRIと地区の二つのテーマの実践が求められています。

職業集団であるロータリーメンバーは経営者として文化を解する教養が必須です。8月31日にIMが行われますが、講師に岐阜現代美術館館長、宮崎香里氏をお招きして「墨象美術家「篠田桃紅」について語っていただきます。「ビジネスとアート」と題し、興味深いお話を聴いていただきます。 皆様のお力添えを得て、先ずはIMを成功させたいと心より願っています。よろしくお願いいたします。

2024年7月2日 | カテゴリー : 卓話 | 投稿者 : gifunakarc