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第1368回 2020年11月17日
行事:社会奉仕活動 粕森公園清掃
担当:社会奉仕委員会
タグアーカイブ: 2020-21
第1367回例会週報
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第1367回 2020年11月10日
行事:「健康診断結果」
担当:出席向上委員会
第1366回例会週報
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第1366回 2020年10月27日
行事:クラブフォーラム「30周年記念事業について」
担当:30周年記念実行委員会
第1365回例会週報
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第1365回 2020年10月16日
行事:健康診断
担当:出席向上委員会
卓話「ロータリアンとして大切にしたいこと(抄)」木村静之様
卓話者 2018-19年度ガバナー 木村静之様
本日は研修例会ということでお招きいただきありがとうございます。パストガバナーの役目は現ガバナーをサポートし、地区のアドバイザーだということですので、今後も地区のセミナーや行事等で皆さんとお目にかかることがあると思います。
(新型コロナと各業界への影響、クラブの存在意義)コロナ禍で、業種によっては大きな影響を受けています。そんな状況下でメンバー相互が企業経営上の問題点を、胸襟を開いて相談し、親身になって助け合う、そんな仲間がいるということはありがたいものです。ロータリーの発祥はもともとそういう趣旨でした。
(ロータリーの誕生、初めの互恵主義)1905年2月23日、シカゴで青年弁護士ポール・ハリスと3人の仲間が心から信じあえる仲間を求めてクラブを作りました。はじめは、会員相互の助け合い運動で、「物質的相互扶助と親睦」と言われます。これによってそれぞれの企業は栄えていきました。しかし、相互扶助と親睦にとどまらなかったことがロータリーの発展につながります。社会奉仕の芽生えです。
(社会奉仕の芽生えと発展)1906年、特許弁護士のドナルド・カーターに入会を勧誘したところ、カーターは、クラブの互恵主義の説明を聞いてこう言いました。「お世話になった地域社会に何らの恩返しもせず何らの足跡も残さず、自分達だけ隆々と栄えていく、そのような団体に入ることはできない。」 これがきっかけでクラブに変化が生じます。初めての社会奉仕活動として、1907年シカゴ市内に公衆トイレを作りました。そしてこの「奉仕」の考え方は、ロータリーの拡大につながり、全米に、さらには世界に広がります。
(ロータリー財団を中心にした奉仕活動の成果)社会奉仕活動(=人道奉仕)を資金的に支えるためロータリー財団が1928年に発足しました。今日では、寄付などによる財団の収入が年間約4億ドル、支出は3億3000ドル、そのうち最も力をいれているのはポリオです。財団の補助金プログラム(地区補助金・グローバル補助金)を各クラブに推奨しています。ロータリー財団に対する外部の評価は、格付機関「チャリティ・ナビゲーター」から、11年連続で4つ星の最高評価を受けるなど、人道奉仕で大きな成果を挙げています。
(職業奉仕と人を育てるロータリー)ロータリーが職業奉仕を提唱する契機は、まずアーサー・F・シェルドンです。“最もよく奉仕する者、最も多く報いられる”という標語は1911年にロータリーのモットーとして採用されました。「商取引において長く安定した取引を続け利潤を上げていくには、相互の信用確立が大切。それには、相手の身になってものを考えるサービスの心が大切。」と述べました。次にガイ・ガンデイカーは「人を育てるロータリー」を強調し、「ロータリー通解」という教育パンフレットを作りました。さらにハーバート・テイラーは1932年「四つのテスト」を提唱します。こうして職業人の倫理運動としての理念が深化していきました。このような歴史を経て、ロータリーの綱領(目的)に「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むこと。具体的には、・・第2 職業上の高い倫理水準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること」と掲げられています。すなわち今でもロータリーはその綱領に職業奉仕を堂々と掲げています。
(現在のロータリーの価値観)RIが最近掲げる価値観に職業奉仕の考え方が含まれているのでしょうか。「中核的価値観」と「ビジョン声明」で見てみます。中核的価値観 (2010年)とは、親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップの5つです。この中で「高潔性」は一応職業上の倫理性を含んでいるようです。また、ビジョン声明(2017年)は「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」というものです。この中に職業奉仕が含まれているのでしょうか?
(職業奉仕とは)職業奉仕の観念が薄くなっていることで「職業奉仕とはどうすることか」わかりにくくなっていますので、一つ例を挙げて考えてみます。ある女性ロータリアンが書いたエピソード「身近にあった職業奉仕の話」です。・・・「私に家の近所にとても美味しい小さなパン屋さんがあります。ある時パンを予約しておいたのに仕事で遅くなり夕方までに取りに行けず、翌朝もらいに行くことになりました。パン屋さんは、さりげなく棚にあった前日のパンを新しい焼き立てのパンと取り換え、渡してくれました。このパン屋さんは職業奉仕を実践していると思いました。私はこれからもこの店のパンを買い続けたいと思いました。」・・・なぜこのパン屋さんは新しい焼き立てのパンを渡してくれたのでしょうか。お客さんに最高においしい状態のパンを食べてもらいたいという気持ち、また、自分で納得のできる品物でなければ売るわけにはいかないという自分の仕事へのプライドではないでしょうか。世の中には、賞味期限切れの品物をごまかして販売するとか、商品の品質を偽装するという類のニュースは後を絶ちません。お客さんにわからなければ古いものを平気で販売する店もあれば、お客さんにわからなくても黙って新しいものを販売しようとする店もあるのです。私は、このようなエピソードを、自分の職業にも当てはめて考え、実践したいと思います。
(まとめ)日本のロータリーは、伝統的に職業奉仕を重視しています。しかし残念なことに、世界のロータリーでは職業奉仕という言葉が消えつつあります。RIの方向性は、目立つ社会奉仕活動(人道奉仕)を強力に推進する方向であって、これは「奉仕活動重視・例会軽視・職業奉仕無視」の流れではないかとの危惧があります。もっとも、RIの方向性は民主的な手続きで決めているのですから、我々日本のロータリアンは、それを否定するばかりではなく、大切な伝統を守りつつ、世界のロータリーの変化と折り合いをつけなければなりません。ご清聴ありがとうございました。
第1364回例会週報
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第1364回 2020年10月6日
行事:研修例会(2) パストガバナー 木村静之 様
担当:会長・幹事
第1363回例会週報
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第1363回 2020年9月15日
行事:職場例会 於 株式会社鵜飼 様
担当:職業奉仕委員会
卓話「地域で新型コロナウイルス感染と闘う」林かぐみ様
『地域で新型コロナウイルス感染と闘う』
~フィリピン、ダバオからの報告~
卓話講師:公益財団法人アジア保健研修所(AHI) 林かぐみ様
現在世界を席巻している新型コロナウイルス感染は、半年前には想像もつかなった事態です。本日は、貴クラブがつながりを持たれているフィリピン、ダバオのNGOであるダバオ医科大学付属プライマリヘルスケア研修所(IPHC)の取り組みをお話します。
■現地の状況
8月下旬時点で、全国で感染者数21万人以上、死者3,600人以上が報告されています。このうちの約半数がマニラ首都圏での発生です。マニラ周辺では厳しい外出規制が8月初めに再び出されました。日銭で生計を立てている人はもちろん、地方から首都圏に出稼ぎに来た人たちが仕事もなく故郷に帰れず、足止めされている状況があります。
政府による生活困窮家庭への支援金が出されたり、保健医療については、PCR検査から治療まで公的健康保険の対象とするなど政府も対応策を出していますが、十分ではありません。全国的な拡大を受け、ダバオ市内では6月初めに3つの民間病院が新型コロナウイルスに対応する医療機関として指定されました。そのひとつがダバオ医科大学病院です。これを受け同病院は、病棟の一部を専用区域とし患者の受入れ体制を整えました。
■IPHCの取り組み
IPHCは、40数年前にある医師夫婦が無料診療所を開いたことに始まります。地域の貧しい人のためにと開いたものでしたが、予防の知識が十分でない人びとは、同じ病気で何度もやってくる。根本的な解決が必要だと、保健ボランティアの育成を始めました。住民に助言や指導できる身近な存在が不可欠だと考えたのです。これは現在、フィリピン全土で行政の仕組みとして組み入れられています。
その後IPHCは、収入向上や衛生的な環境整備を含め、生活全般を改善するために活動の幅を広げ、また地元の行政との連携を重視するようになりました。
5月下旬ダバオ周辺の外出規制が緩和されてからは、IPHCのスタッフは新型コロナウイルス感染拡大を食い止めるために、積極的に地域に出かけ活動を行っています。
感染が疑われる場合の対応を含め、予防教育が様々な形で実施されています。外出禁止期間には、家庭菜園をすることが推奨されていましたが、家族や近所の人たちと関係の濃いフィリピンの人たちにとっては一層ストレスと感じられたでしょう。人びとが集まることができるようになってからは、そのときの気持ちを話し合うことなども持たれました。
このような取り組みは、行政と連携しながら、地域のリーダー、保健ボランティアなどの協力を得て進められています。
■地域のフロントライナー
IPHCは、住民一人ひとりが健康的な暮らしを作るため行動することをめざし、そのために住民への啓発に努めています。その牽引役が、IPHCの支援を受けた地域のリーダーやボランティアです。
その一人をご紹介します。
彼女は言います。
「住民を感染から守るためのフロントラインに立つ者として、外出禁止の期間中も活動を中止しませんでした」
「新型コロナウイルス感染をどう予防するかだけでなく、通常のように正しい栄養摂取についてや妊婦への検診の呼びかけもしています。政府による生活困窮者支援の対象になる人たちのリスト作成にも協力しました」
「自分も感染する危険があり怖いと感じましたが、でも住民のために働くことは私の誇りです」
IPHCの支援を受けたたくさんのリーダーが草の根で人びとの健康を守る最前線にいます。
第1362回例会週報
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行事:研修例会 卓話 アジア保健研修所 林かぐみ様
担当:国際奉仕委員会
第1361回例会週報
行事:ファイヤーサイドミーティング
於 ホテルグランヴェール岐山
担当:会員増強委員会