RI2630地区 岐阜Aグループ
ガバナー補佐 箕浦洋和 様
2017-18年度RIテーマ“Rotary:Making a Difference”を理解いただき、地区並びにグループ主催の会合に積極的に参加し、行動していただき、感謝申し上げます。私自身も他のIMやグループ内クラブ訪問を通し、数多くのロータリアンと交流させていただき、そのすばらしい人間性と奉仕活動に触れる機会を与えていただきました。改めて「ロータリーの奉仕は、個人個人の発意にあり、主体はロータリアン一人ひとりにある。クラブが団体で奉仕するのが本筋ではなく、クラブはロータリアンに奉仕の気持ちを植え、行動を起こさせるのが役目である。」という言葉を再認識いたしました。
クラブ訪問を通じ、感じたことの一つに“会員 青・壮・熟”の調和があります。
青は、まだ、ロータリー入会歴が浅く、ロータリー以外の知識がかえって新鮮な空気として、ときに滞りがちなクラブのムードに程よい刺激の風を与えてほしいと思います。ロータリー以前からの4大奉仕に加えられた、青少年奉仕部門には数多くの提唱プログラムがあります。12歳からの中・高校生の地域への奉仕活動と国際交流を実施するインターアクト活動。高校生対象1年間の相互訪問を行う国際青少年交換活動。社会人、大学生を対象にしたローターアクト活動。アジアからの留学生支援の米山記念奨学会。ロータリー財団が行う派遣学生、この部門から幾多の才能がグローバルな世界で活躍する舞台で開花させています。青はそれらプログラムに参加している年代に近いだけ、彼らの考え方・行動に理解を示し積極的に参加していただきたい。それら若い世代から近い将来、必ずロータリアンが育ってきます。
壮は、まさに現在、ロータリー活動の根幹をなす世代であります。クラブの在り方、今後の道筋等、考え、決定し、諸先輩から受け継いだ伝統とクラブ特色を若い世代へ継承し、クラブが継続する成長を成し遂げる役割が大きな責務と考えます。
熟については、会員歴が長く、功成り名遂げられた功績者の方々です。例会では多くの知人にも恵まれ、若い方からは尊敬の念で接されています。クラブは、誠に居心地がよい場ですが、それを続けるにはクラブに継続する力と若い力が不可欠です。自分や友人の後継者で将来、ロータリーの力となりそうな人がいれば、委員会や執行部に紹介し、絶えず人の流れを作っていくことが、居心地のよいクラブを続けるためにも必要と考えます。
以上のように、青・壮・熟の調和が取れたよいクラブは、端から見ていても羨ましく、新会員の希望者が絶えないと考えます。
最後に、このような場所で発言の機会を賜り、皆様と話し交流させていただきましたことを心より感謝申し上げて、挨拶とさせていただきます。