第33期 田邊雅範 会長就任にあたって

岐阜中ロータリークラブ2022-23年度岐阜中ロータリークラブ 田邊雅範会長
第33期(2022-2023)
会長 田邊雅範

第15期(2004-2005)から18年の時を経て2回目の会長として就任させていただきます。そのときはロータリークラブが誕生して丁度100年、我がクラブは創立15年、「職業奉仕のこころを意識して地域社会に貢献したい」との目標を掲げました。
それから時がたち私たちを取り巻く環境も大きく変わり、岐阜中ロータリークラブも会員状況は変化してきました。当時と比べると会員数は減少しましたが、若手会員も半数近くとなりクラブの活力は維持しています。
故金直前会長も2回目の会長で、「ロータリーの基本理念の理解を深めよう」をテーマに掲げ、「ロータリーを学びそしてロータリーを楽しむ」クラブ活動を目指されました。今年度もこの方針を踏襲し、クラブの活性化を目指していきたいと思っています。
クラブの活性化をより高めるためには、会員増強は変らずに最重要課題です。今年度もこの課題に取り組むとともに、出席率の向上も重要課題として取り組んでいきます。

また、今年度はロータリーの基本理念を再確認する、ということにも取り組みたいと思います。ロータリーの本質は「職業奉仕」と考えます。いまさら言うまでもなく、ロータリークラブは職業を持った人の団体で、基本は1業種1人です。この原則は近年の社会情勢の要請から弾力的になっていますが、これはロータリーの起源に由来することです。
ロータリーの起源は、職業人が集まり、職業の競合なく、他利の精神で仲間と集おう、というものです。そのロータリークラブの職業人が、職業を通じて仲間だけではなく仲間以外の人にもその精神を生かし、道徳水準を高め社会に貢献しようとするものです。
このことは、近江商人の「三方よし」という精神などに通じるものであり、我々にとっても理解しやすいものです。ロータリーの公用語は英語のみです。そのため世界中の国々で自国語に翻訳して対応しています。日本の場合は日本語に置き換えて運用していますが、翻訳しきれないところもあります。
前々期に配布しました「これだけは知っておきたい『ロータリーの基礎』」を参考にして、ロータリーの基本理念と奉仕理念、特に「四つのテスト」の解釈などを知ってください。

2022年7月1日 | 年度: