卓話「JAZZ入門」

担当 直前会長 長井義夫会員直前会長 長井義夫会員

本日はJAZZ入門ということでJAZZを分かりやすく解説していきたいと思います。
ジャズの特徴はクラシックと比べて違いは二つあります。最初に、ジャズの場合にはインプロビゼーション(improvisation)といいまして、アドリブで自由に演奏します。クラシックの場合には基本的には譜面に書いてある通りに演奏されます。もう一つは、クラシックの場合にはオンビートで一拍目に強弱の強が来ますが、ジャズの場合はオフビートで二拍目に強が来て、シンコペーションするような演奏になるのが特徴です。
スケール(音階)は西洋音楽ではすべて一緒で12音階で構成されております。一般的にはハ長調であれば、ドレミファソラシドとなりますし、イ短調であれば同じドレミファソラシドのラの音から始まった音階になりますので、実際には同じスケール(音階)が使われます。
次に和音ですが音が、2つ以上同時に鳴るのを和音といいます。英語ではハーモニーといいますが、大きく分けますと3つに集約できます。まずはCというコードであれば、ド、ミ、ソの構成音とドミ♭ソ、のCmの構成音になります。もう一つはC7というコードでCの音を♭させた音を加えて、ドミソシ♭の4つの音で構成されます。
曲の構成は基本的には3つに分けられます、トニック(tonic)、サブドミナンテ(subdominant)、ドミナンテ(dominant)になります。この3つの基本形で曲は構成されております。ただし、実際の演奏にはトニックといっても一つのコードだけを指すのではなく、C Em7 A7 Dm7 G7 など、このようにトニックをコード展開するテクニックを使用します。

2019年9月3日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1330回例会週報

PDF1330_20190806 卓話(2)「『命の星』地球を未来に引き継ぐために身近にできることから考える あなたにもできるSDGS」岐阜薬科大学 学長 稲垣隆司様 担当:青少年委員会

2019年8月6日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

卓話「岐阜中RC会計処理について」

会計 安藤元一会員
『岐阜中ロータリークラブ会計処理について』
会計 安藤元一
委員会の精算方法について(各委員長へのお願い)
〇全ての支払依頼は当クラブ専用の「支払請求書」(桃色)を利用願います。
1.原則として事業費は立替払いで領収書を頂いてください。

2.「支払請求書」に領収書を添付し(幹事の承認を得て)会計へ提出
(1事業に複数の領収書がある場合は、「支払請求書」に明細を記入のこと)

3.<基本>毎月、月末締めにて翌月の第一例会にて精算(田中副会計)
※費用が多額でしかも事前に必要な場合は幹事の承認を得て会計へ申請願います。

<親睦委員会>
<入金のケース>
・ビジター料(3,500円)→ 入金票(緑色)
・現金を添えて会計または副会計へ
・スマイルボックスへの投函
1. スマイルチケット利用の場合 → スマイルの投函状況は会員個別に集計を取ること
(現金を扱わない場合)
2. 現金入金の場合 → スマイル投函用紙・現金を添えて会計または副会計へ
※いずれの場合もスマイル投函用紙の控えは必ず保管・管理のこと

<支払のケース>
1. 夜間例会など持ち出し例会は理事会審議事業のため、理事会に提出された予算書と照合して「支払請求書」を作成し、できるだけ速やかに会計まで提出願います。
※都ホテルの例会以外の利用明細は月末締めの請求書とは別に会計宛に郵送してもらうことにしてあります。その資料を委員長にお渡しいたしますので、その明細書を添えて「支払請求書」を作成してください。
2.アトラクション出演者への謝礼などイベント当日に必要な金銭は事前に申請していただければ用意いたします。


<卓話担当委員会>

卓話者への謝礼金は、事前の理事会に於いてプログラムで卓話者と一緒に審議されるため、その場で申請すれば担当例会には用意いたします。
(外部卓話者への謝礼金は交通費込み:原則10,000円)

<年次計画書訂正表>
P32 プログラム10月8日(火)→ 10月11日(金)
P49 出席向上委員会 実施予定日10月8日(火)→ 10月11日(金)
P53 ロータリー財団委員会 100万$軽食940円 → 800円
           R財団特別寄付@150$×112円 → 108円
P55 米山奨学事業委員会軽食@940円 → 800円
P62 会員名簿 萩野昌和(携帯)090-3507 → 090-3567
P67   〃  大橋哲也 結婚記念日 S35 → S61
P73 会員誕生日 竹村安史 3月9日 → 3月19日
P97 追加 → 事務局員 日比野志信

2019年7月30日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

卓話「ガバナー公式訪問 挨拶」

2019-22年度第2630地区 ガバナー辻正敏様2019-2020年度 国際ロータリー第2630地区
ガバナー 辻 正敏 様
ご挨拶

さて、この2019-20年度は、国際ロータリー会長のマローニーさんの Rotary Connects The World(ロータリーは世界をつなぐ)がテーマです。私たち2630地区のテーマは「総天然色」。これまた訳の分かったような、わからないような、ガバナーらしいテーマです。
会長のマローニーさんは、今年のサンディエゴでの国際協議会で、前年度の会員減少が過去にない大きなものだったことに触れ、増強や退会防止の大切さを述べられると共に、その方法にも大きく踏み込んで話をされました。最初の強調事項。それはロータリー自身の成長です。
Grow Rotaryと表現しました。穴の開いたバケツにいくら水を入れても抜けていくばかり。それが今のロータリーではないかと。そしてロータリーを成長させなければならないと言います。ロータリーというバケツをきちんと修復、あるいは今の時代に合った新しいものに変える必要があります。
会員減少は組織としては大変な問題です。職業分類を強化して会員を増やし、新しいクラブを作らなくてはならない。そして子どもたちや若い人たちを大切にしなければいけません。ロータリーのリーダーシップの道をもっと歩きやすくしなければなりません。増強や拡大の前にロータリーの成長が不可欠です。仕事をしながらロータリーができなければいけない。家族、仕事、ロータリーのバランスを考えなくてはならないと言っています。
Grow Rotary は単に会員を増やそう、組織を大きくしようと言っているのではなく、きちんと続いていくように(持続性)、成長していきましょうと言っています。公共イメージの向上やロータリーの認知度向上もその一つです。
先ほども触れましたが、子どもたちや若い人たちとの結びつき・つながりの大切さです。今年の国際協議会に初めてローターアクトたちが正式に招かれました。世界で60名。日本から3名。私は日本からのローターアクターに質問しました。「どうしてローターアクトに入ったの」。答えは「奉仕がしたかったからです。」と明確に答えました。私は少し驚きました。私は彼らの年代の頃、「奉仕がしたい」と思ったでしょうか。若い彼らと私たちの思いは、どこかで交わるかもしれません。
青少年プログラムはロータリーにとって避けては通れないものです。今触れたローターアクトの他にもインターアクト、青少年交換等があります。いろいろなハラスメントや最近多く発生する災害時対応など様々な問題も起こっているようです。しかし私たちは諸問題を真正面で受け止め、諸問題への認識を深め、対応力を十分持って取り組まなければなりません。
ちょっと難しい話になりますが、ロータリーの定義といってもよいとされていますロータリーの中核的価値観というものがあります。奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップの5つです。これが2018年、昨年の国際協議会で「ビジョン声明」として出されました。「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。」という声明です。それを受けて、目的を達成するための戦略計画があります。「より大きなインパクト」、「参加者の基盤拡張」、「参加者の積極的なかかわり」、そして「適応力を高める」です。
2017-18年度 Make a Difference(変化をもたらす)、2018-19年度 Be The Inspiration(インスピレーションになろう)、そして本年度2019-20年度は「ロータリーは世界をつなぐ」です。
「変化とは何?」と考えました。「あっ、こんなのはどうだろう」と思いつきがありました。そうしたら「そのような思いや考えを持った人が手を取り合っていきましょう」と考えたら、本年度は今まで考えてきたことを思い切ってみんなで動かしてみましょうという年になるわけです。2019-20年度のミッションは、「人びとが手を取り合って行動しよう」です。ロータリーは難しい表現が好きですよね。簡単に言えば、この2017-18年度からのテーマ、これが戦略計画だと考えても良いのではないでしょうか。
では具体的にはどうしましょうか。「人々が手を取り合う」ために、まずクラブや地区のリーダーが率先して積極的に参加する。会員の維持と新しい会員の増強。できればローターアクターや40歳未満の若い会員、女性会員の増強。新しいクラブを作るのもいいでしょう。それとロータリーと関わっている若い人たち、インターアクト、ローターアクト、ロータリークラブ会員間の積極的な参加・協力、JCや商工会議所青年部との交流などもいいですね。「行動する」とは、例えばポリオ。ポリオ根絶活動(表現が根絶になったことの説明)でのロータリーが果たしている役割をはじめとしてロータリーが取り組んでいることを伝える。R財団補助金を活用してのプロジェクトを増やすと共にR財団への年次基金、ポリオプラス、恒久基金への寄付の増進。「世界を変える行動人」キャンペーンの促進などでしょうか。
今年4月、2019年規定審議会でメーキャップの話がありました。今まで例会の前後14日間だったメーキャップを、そのロータリー年度内にすればよいということです。「えっ、出席率はどうするの」、「月信にはどう記載するの」、「出席委員会はいらないの」等々物議を醸しています。年度内のメーキャップは最大期間で、今まで通りでよければそれぞれのクラブ細則で決める。例会の前後14日でも30日でも構わないわけで、あくまでクラブが決めれば良い訳です。
どんな変化が訪れても中核的価値観やビジョン声明を忘れなければロータリーは変わりません。より皆さんが居心地の良いロータリーにするためにロータリーを成長させるのです。それには家族や若い人たちとのつながりを大切にして会員の基盤を強化しましょう。もう少しのところまで来ているポリオ根絶に向けて立ち上がりましょう。ロータリー財団が初めて寄付をしたのは1930年国際障害児協会への500ドルです。もっと言えばポリオに感染した子どもたちをサポートする協会でした。ロータリーのポリオとの戦いは90年に及ぶと言ってもよいでしょう。ロータリー財団の資金を活用して良い変化をもたらすための事業を行いましょう。そして寄付もしましょう。
いよいよクラブがロータリーの理念に基づき、自由に主導権を持ってロータリー活動をする時が来たようです。みなさんの家族が、事業所が、そしてクラブが活き活きとロータリーを楽しまれ、この地区にあるロータリークラブの数だけ素敵な花を咲かせ、総天然色の2630地区を作りましょう。

2019年7月20日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

ガバナー補佐訪問

◎RI第2630地区 岐阜Aグループ
ガバナー補佐 篠田 徹様

岐阜中ロータリークラブの皆さん、こんにちは。 今年度、岐阜Aグループガバナー補佐を拝命しました岐阜西ロータリークラブ所属の篠田 徹と申します。この1年間、RI並びに2630地区 辻ガバナーの下、岐阜Aグループ各クラブとの橋渡し、お世話をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
元号が令和に変わり、RIのターゲットも一昨年の「変化をもたらす」そして、昨年の「インスピレーションになろう」から、今年度のRIマーク・ダニエル・マローニー会長は「ロータリーは世界をつなぐ」、当2630地区の辻ガバナーは「すべてのロータリーアンが(総)、それぞれの空の下で(天)しっかりと思いを込めて行動し(然)、それぞれの色を醸し出す(色)」との地区テーマ『総天然色』を掲げられました。
私はロータリーが近年、特にこの10年大きく変わってきたと思います。例えば例会出席では今年の規定審議会の採決により出席補填は今までの前後2週間であったのが、年度末までに行えばよいと改正され、職業分類の人数制限も撤廃されました。昨今、他クラブ例会に参加し出席補填する会員はほとんど見受けられなくなりました、新会員然りです。
そこで、私のテーマは『相互理解』とします。先ずは岐阜Aグループ5クラブ間の交流を深め、長年作り上げてきた各クラブの特色を互いに学ぶことだと思います。それには、クラブ訪問が会員相互・クラブ相互の理解を深めることが、ロータリーの世界をより深く学ぶことにつながると思います。
先ずは初めに、7月20日に開催されますIM並びに合同例会には多くの会員の皆様にご出席いただきロータリアンの絆を深めていただきたいと思います。
今年度の年次計画書のガバナーご挨拶にもありますように、辻ガバナーから具体的な地区の目標として、以下の4項目が掲げられました。
・組織の維持を考えた会員増強と拡大(ロータリーをなくさないため)
・ロータリー財団に対する理解の増進(世界中でよいことをするため)
・青少年プログラムへの積極参加(未来のロータリアンのため)
・国際ロータリー及び国際ロータリー会長賞への挑戦(今の活動評価のため)
今年1年間、頑張ってガバナー補佐を務めさせていただきますのでよろしくご理解・ご協力の程お願いします。

そこで、少しお時間を頂き私の職業をお話いたします。私の職業は測量・建設コンサルタント業で職業分類は測量士です。
測量については皆様よくご存じの伊能忠敬が1800年初めの江戸時代に全国を巡り地図を作成されたことはで知られていますが。測量はエジプトで紀元前2000年以前から既に始まり、その技術及び作成方法は1970年代(昭和40年代初め)までほとんど変わりませんでした。ただし、1600年初めにガリレオガリレイが望遠鏡を発明し、ネイピアが対数表を考案すると、観測機器及び計算方法の観測精度が飛躍的によくなりました。やがて明治に入り、陸軍参謀本部の中に陸地測量部が創設され全国に1等三角点などと呼ばれる基準点を約10万点及び水準点が1925年昭和の初め頃までに整備されました。戦後、国土地理院と名称は変わりましたが国土整備に関わる測量調査は国の指導の下に進められてきました。1980年代に 人工衛星が打ち上げられGPS衛星が登場すると観測方法及び調査機器は全く新しいものに変わり現在に至っています。
民間測量に関わっている土地家屋調査士と違い、99%近く公共事業に携わっている測量業は、1955年(昭和30年)過ぎに初めて大蔵省で業登録が認められ職業分類はサービス業です。1965年(昭和40年代)に入ると公共事業も多くなり土木設計・建設コンサルタント業務も官公庁から業務発注されるようになりました。発注に際しては公共測量作業規定、そして設計基準業務規程書などが発行及び改訂され、その都度、官民との講習会が開催されています。
今、私たちの業界での問題点は社会的認知度の低さです。弊社も現在300名ほどの社員を抱えており、そのほとんどが高学歴社員です。しかしながら官公庁との請負業務を行っている関係、社会的認知度、地位は大変低いのが現状です。
昔、3方という言葉がありました。馬方、船方、土方です、戦後間もない頃まで、社会の下層階級を代表する呼称でした。やがて、戦後復興が進み海外進出が盛んになると船方は船長、船員と呼ばれ憧れの職種に変わっていきました。その頃は、まだ馬方は馬車を牽いて材木などを運搬していたことを今でも私も覚えています。やがて、馬方も高度経済成長期に入り、クロネコヤマトやご当地の西濃運輸など運送業として華々しく発展し、馬方の呼称も消えていきました。一方、土方の呼び名はTVのバラエティー番組などでドテラを巻いたタケシが登場すれば即、土方と多くの人には認識されます。これは、建設関連業に携わる多くの業者が官公庁の業務に関わっているため一般社会に認知されにくいためだと思います。
今後、より住みよい社会の基盤整備のために関わる測量・建設コンサルタント業務を少しでも多くの人にご理解いただけるよう広報していく所存です。
本日は取り留めのないお話を最後までお聞きいただき、ありがとうございました。再度、この1年、皆様方にはお世話になりますがよろしくお願いします。