卓話「第2630地区 会員増強委員会 報告」

卓話者 三宅裕樹 会員

卓話者 三宅裕樹会員
卓話者 三宅裕樹会員
■2630地区 会員増強委員会の構成

地区においては、下表の会員増強委員会(委員8名)と
1.DEI推進小委員会(委員6名)
2. 衛星クラブ推進小委員会(委員1名) が同ラインで活動をされています。

役職氏名所属クラブ
カウンセラー桑月 心高山
委員長中村 薫鈴鹿
副委員長亀井和彦可児
委員三曽田雅子四日市北
委員塩津 健岐阜サンリバー
委員神戸照男上野東
委員安江利之岐阜東
委員越山 明松坂山桜
委員三宅裕樹岐阜中
第2630地区 会員増強委員会のメンバー
■活動経過

令和4年4月16日(土)13時~ 地区協議会分科会 長良川国際会議場
令和4年5月13日(金)18時~ 委員会・懇親会 岐阜市
令和4年5月14日(土)9時半~ 地区会員増強セミナー 岐阜グランドホテル
令和4年7月16日(土)11時~13時半 地区委員会 名鉄グランドホテル
令和4年10月10日(月)11時~13時半 地区委員会 名鉄グランドホテル
令和4年11月1日(火)18時~ 地区委員会 Zoom
令和4年11月9日(水)18時~ 地区会員増強委員長会議 Zoom
令和5年1月21日(土)18時~ 委員会・懇親会 名古屋市
令和5年3月19日(日)11時~13時半 地区委員会 (欠席)

■地区委員会で協議される各クラブの増強活動
  1. 美濃加茂ロータリークラブ 報告者 中嶋委員長
    • 7月以降、37名から41名に増強を実施。55周年に合わせて会長自ら多くの方に声掛けを実施した。
    • 若い会員が主導し例会に入会候補者を招き、クラブの雰囲気を理解していただく。地元FM局の協力を得る。
    • 退会防止には、先輩メンバーの協力を得て、楽しいクラブ創りを実践。
    • 41名の会員のうち5名が女性会員。
  2. 志摩ロータリークラブ 報告者 橋爪委員長
    • 現在会員は44名、うち女性が14名で比率は31.8%。(2630地区トップ)
    • 9月13日にオープン例会を実施し6名の参加者を得た。現時点では増強にはつながっていないが、引き続き退会防止活動も継続して実施している。
    • その他の活動としては、バリ島(インドネシア)の小学校への手洗い場設備の提供なども実施
    • 現在会員は44名、うち女性が14名で比率は31.8%。(2630地区トップ)
  3. 岐阜南ロータリークラブ 報告者 大森委員長
    • 11月24日に夜間例会としてオープン例会を開催予定。現時点で7名の参加予定者がある(5名が女性)
    • 11月17日には、大谷淨治衛星クラブ推進小委員会委員長を卓話講師に招聘し、例会を実施予定。これは、前述の5名の女性が「衛星クラブ」に興味があることに呼応したもの。
    • 会員数87名、うち女性9名
  4. 松阪東ロータリークラブ 報告者 世古委員長
    • 会員数66名、うち女性12名 今期4名増強(うち1名女性)
    • 女性会員が多い理由の中には、松阪RCが女性の入会を認めていないこともある。
    • 退会防止活動にも努めているが、転勤や死亡などもある
  5. 鈴鹿ロータリークラブ 報告者 佐藤委員長
    • 会員数72名、在籍10年未満の会員が多く自由な雰囲気のクラブである。
    • 9月28日にオープン例会を開催、参加者28名(うち女性8名)。例会の楽しさを伝えることに努力した。
    • 参加者は若い年齢層が多かった。参加者のリストアップはメンバーが行った。

Diversity(ダイバーシティ、多様性)

挑戦する一人ひとりの個性を互いに受け入れ、尊重し、個性に価値を見つけることです。
ここでいう個性とは、人の内面や外面、つまり価値観、文化、宗教、性格、経験、性的指向、性自認、人種、民族、国籍、言語、性別、年齢、障がい、健康、家族、社会的地位、学歴、職歴等のあらゆる違いを指します。

Equity(エクイティ、公平性)

挑戦する一人ひとりに対する機会の提供の公平性を追求することです。
それは一人ひとりの個性に応じて、誰もが情報やツール、仕組みなどを活用して挑戦する機会を得られるように支援し、公正に処遇する職場を実現することです。

Inclusion(インクルージョン、包括性)

挑戦する一人ひとりが個性を発揮し、組織として活かしあうことです。
それは会社の目指す方向に向けて貢献したいと願う一人ひとりが主体的に経営に参加し、言うべきことを言い合える状態です。その結果、私たちはより高い価値を生み出すことができます。

2023年4月4日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1437回例会週報

PDF1437_20230328
第1437回
【日程】2023年3月28日(火)
【点鐘】18時30分~
【行事】観桜夜間例会 於 十八楼
【担当】親睦委員会

2023年3月28日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

卓話「ロータリー奉仕の理念」浦田幸一様

卓話者 国際ロータリー第2630地区 直前ガバナー 浦田幸一様

直前ガバナー 浦田幸一様
浦田幸一様

ロータリアンの指針
2つのモットー
最も奉仕する者最も多く報いられる
人のために尽くす やがておのずと敬愛され信頼を受け報われる
超我の奉仕
自分の欲望を乗り越え人のために尽くす・自利利他である

シェルドン(※1)のスピーチ(ステークホルダー資本主義の原形)
(※1)アーサー・フレデリック・シェルドン(以下シェルドン)     

1910年 米国ロータリークラブ第一回年次大会 シェルドンのスピーチ

シェルドンは、かねてから彼が考えていた奉仕哲学に関するスピーチを行いました。
「知恵の光がさし始めた、この20世紀の黎明の中に立っていること は、素晴らしいことである。20世紀の実利主義の特徴は協力することであり、知恵の光に照らされた人間は、他人に利益をもたらすことこそが正しい経営学だということを理解し、販売学が人間に対するサービス学であることを理解し、同僚に対して『最も奉仕した者が最も報われる』ことを理解するのです。事業上得た利益は、決して自分一人で得た利益ではありません。従業員、取引先、下請け業者、顧客、同業者など、自分の事業と関係を持つすべての人々のおかげで得たことに感謝し、その利益を適正にシェアする心を持って事業を営めば、必ず最高の利益が得られることを自分の職場で実証し、その方法こそが正しいやり方であることを、地域全体の職業人に伝えていかなければなりません。

まず、ロータリアンの企業が職業奉仕理念に基づいた正しい事業経営をし、それによって事業が継続的発展をすることを実証すれば、必ずや他の同業者たちもその経営方法を見習うはずです。それが結果として、業界全体の職業倫理高揚につながるはずです。これが“最も奉仕する者、最も多く報いられる”(He profits most who serves his fellows best )の真意です。」

ステークホルダー資本主義

2020年1月のダボス会議(世界経済フォーラム)の主題となりました。これは、企業は株主の利益を第一とするべしという「株主資本主義(新自由主義)」とは違い、企業が従業員や、取引先、顧客、地域社会といったあらゆるステークホルダーの利益に配慮すべきという考え方であります。100年も前にシェルドンはこのことを述べており、いかに彼が思慮深く聡明だったかが偲ばれます。

ロータリーの真髄は職業奉仕 対 社会奉仕こそがロータリー運動の真髄

1920年前後の論争
シェルドンの理念に基づいた企業経営をすることがロータリー運動の本質だとするシェルドン派と、[奉仕活動の実践]こそが、ロータリアンの使命だとする実践派との論争。シェルドン派はロータリークラブの使命は、ロータリアン個人が奉仕の心を持って、自分の職場や地域社会の人々の幸せを考えながら、職業人としての生活を歩むことであると考え、すなわち、クラブ例会で会得した高いモラルに基づく[奉仕の心]で事業を行い、その考えを業界全体に広げていくことが、全ての人々に幸せをもたらし、それが地域社会の人々への奉仕につながることを確信していたのです。もし、職業奉仕以外の分野で、奉仕に関する社会的ニーズがあれば、会員が個人の奉仕活動として実施するか、自分が属している職域や地域社会の団体活動として実施すればよいのであって、クラブはあくまでも、どのような社会的ニーズがあるのかを提唱するだけに止めるべきであり、社会奉仕活動は、ロータリークラブが実施母体になるのではなく、そのニーズを世に訴え、それに対処する運動が盛り上がるような触媒として機能すべきである。どうしても、地域社会に何かしたいのならば、 職業上得られた利益(Profits )から個人的に行ったらよい、という考え方でありました。

これに対して、[奉仕活動の実践]に重きをおく実践派は、現実に身体障害者や貧困などの深刻な社会問題が山積し、これまでにロータリークラブが実施した社会奉仕活動が実効をあげていることを根拠に、シェルドン派とことごとく対立。実践派から見れば、奉仕の機会を見出して、それを実践することこそロータリー運動の真髄であり、単に奉仕の心を説き奉仕の提唱に止まるシェルドン派の態度は、責任回避としか写らなかったのです。両派の論争は、個人奉仕と団体奉仕、さらに金銭的奉仕の是非にまで発展して、綱領から社会奉仕の項目を外せという極論まで飛び出すほどでありました。

目の前で苦しむ人達を見過ごせない!

このような大論争の起こった素因は何かというと、それは、当時、米国各地のロータリークラブが精力的に取り組んでいた「身体障害児」救済の問題。ロータリークラブが身体障害児問題に関心を示し、最初にこれに取り組んだのは、1913年頃、ニューヨーク州シラキューズR.C. であったといわれており、次いでオハイオ州のトレドR.C.が行動を起こしました。そのきっかけとなったのは、会員の一人が街で見かけた古ぼけた自家製の車椅子に乗った少年から話を聞いて、身体の不自由な子どもたちが世間から見捨てられ、教育の施設もなく悲惨な環境にあることを知って、クラブ例会において、力強い訴えが全会員の琴線に深く触れ、活動につながりました。この問題を語るときに、最も忘れ難い人物に、エリリアR.C.のエドガー・アレンがいます。
 エドガー・アレンは、エリリアRC.に入会する以前から身体障害児問題に関心をもって、個人的な活動をしていた人物であるといわれていますが、ロータリアンになったのも、ロータリーによって身障児に対する救済運動を拡大強化したいとの希望を持っていた為であるとも伝えられています。
 アレンは、身障児達から Daddy Allen “アレン父親ッちゃん”と呼ばれる程に、この問題に献身的に活躍し、やがて全米各地に身障児問題協会が設立されるという偉業の原動力になったといわれています。
 身障児問題協会はアメリカ各州の中でも特に中小の都市のロータリークラブによって設立され、或るクラブでは専門の病院から教育施設に至るまで、クラブが主となって運営にあたっていた所もあったということです。
 しかしながら、ロータリアン達はそれぞれの企業の経営者であって、日常多忙な者ばかりでありますから、病院や教育施設の運営に専念することは困難な場合が多く、クラブの中には、これが運営の為に多大の費用を支出することに苦しんでいたものもあったといいます。すなわち、一般的にはロータリーの偉大なる奉仕事業として社会の高い評価を受けたものの、一部では事業の失敗等も起こったところもあったということであります。継続的な社会奉仕を計画する場合には、中途半端なことにならないようにいうことです。

決議23-34と四大奉仕

シェルドンが提唱する、企業倫理、自己責任や事業主の責任、そしてこれらを行うとともに、利益の再配分や円満な労使関係の改善をはかったことに対して、経営学者としては高い評価を受けますが、シェルドンの考え方に対して、当時の国際ロータリーの指導者層の中の保守的な人たちからは批判が強く、シェルドンの理念がロータリーの奉仕理念として尊重されていることに反発を持っていた元会長のグループや、身体障害者対策などの対社会奉仕活動に目覚めた実践派のグループなどが勢いを伸ばしてゆき、彼らはロータリー運動の中心に、社会奉仕活動を据えました。シェルドンの奉仕理念には社会奉仕の概念は全く存在せず、もし他の分野の奉仕活動が必要ならば、正しい経営学の遂行によって得た利潤から個々のロータリアンが行えばよいという考えでありました。 大論争の両者を立てる形で・・・。

1923 年に制定された決議23-34は、この二つのモットーを同列に並べ、条件を付けながらも団体的奉仕活動を認めた。1927 年のオステンド大会おいて、唯一であったロータリーの奉仕理念「He profits most who serves best」を四分割して、もっとも重要な「 職業奉仕 」を奉仕の一分野にし、「社会奉仕」「国際奉仕」「クラブ奉仕」としました。これがロータリーの四大奉仕であります。

決議23-34 制定の経緯

1922 年Rotary International(国際ロータリー、以下RI)理事会はエリリア、トレド、クリーブランド各クラブよりの共同提案を受けて、決議22-17を採択して、身体障害児に対する対策を奨励します。しかし、この決議を行った直後に開催された理事会では、身体障害児救済の事業に狂奔することを戒める理事会決定を行っています。 理事会の態度は更に二転三転し、1923 年のセントルイス大会において「決議23-8 障害児、並びにその救助活動に従事する国際的組織を支援せんとする障害児救済に関する方針採択の件」という、これは積極的に身体障害児対策を推奨し国際身体障害児協会の仕事をロータリーが代行し、その費用を援助するためのものであり、理論派は大反対でした。シカゴ・クラブの会長ポール・ウェストバーグたちは、RI が奉仕活動の実践をクラブに強要することを禁止する決議23-29を提案するという反対キャンペーンにでます。セントルイス大会の大混乱を避けるために、双方の決議提案を撤回する代わりに決議 23-34 を提案するということによって、この論争に終止符が打たれることになり、決議委員長の指名を受けたウイル・メーニァは 4 名の委員と共に決議23-34を書き上げ、この 1,000 語からなる決議は直ちに大会で皆に披露され、一言の訂正もなく採択されました。

日本のロータリーの原点

「 職業奉仕 」「社会奉仕」「国際奉仕」「クラブ奉仕」とした。四大奉仕であります。

RIにおける職業奉仕消滅化

ロータリーの職業奉仕に対する考え方も大きく変わってきました。 1987年に RI の職業奉仕委員会は、「職業奉仕に関する声明」を発表しますが、「クラブが職業奉仕を実践する」という文章について問題が生まれてきます。シェルドンの職業奉仕理論の中からは、クラブが職業奉仕の実践を行うという考え方はないからであります。 職業を持っている個人だから職業奉仕の実践ができるのであって、職業を持たないロータリークラブがどうやって職業奉仕の実践をするのかということであります。さらに RI はその具体例としても職場訪問、優良従業員の表彰、ボランティア活動をあげていますが、 これらは職業奉仕活動とはいえません。

ロータリーのような国際的な組織では Grovel Standardに基づいて組織管理をする必要があるのですが、現在の RI はアメリカを中心にした American Standard を押し付けているようで、ジョン・ヒューコ・スタンダードかもしれません。 ロータリーが他の奉仕団体と異なる唯一の特徴が、職業奉仕の理念と実践であったのに、現在の RI は 職業奉仕に関する関心がほとんどありません。

人道的なものに限られたボランティア組織化の一途をたどっており、ロータ リーを世界最大の NPO と位置づけているようで、ボランティア活動を優先するあまり、例会が軽視され、ロータリーの魅力をそぐ大きな原因となっています。毎週 1 回の例会は会員相互が職業上の発想の交換を通じて親睦を深めると同時に奉仕の哲学を研鑽する生涯学習の場でもあります。米山梅吉翁は「ロータリーの例会は人生の道場」と述べています。「入りて学び出でて奉仕せよ」という言葉を忘れてはならないと考えます。

職業奉仕から学ぶ

最も奉仕する者最も多く報いられる
人のために尽くす
やがて、おのずと敬愛され信頼を受け報われる
倫理観の向上をはかり
自己の存在を認めたうえで他人のために奉仕する
事業に社会に つねに超我の奉仕を持って臨む

家族を愛し 仕事仲間・従業員を慈しみ 人のお役に立つ

(文中敬称略)

直前ガバナー 浦田様と田邊会長
故金会員、森会員、浦田様、田邊会長
2023年3月14日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1436回例会週報

PDF1436_20230314
第1436回
【日程】2023年3月14日(火)
【点鐘】12時30分~
【行事】卓話
卓話者 直前ガバナー 浦田幸一様
【担当】

2023年3月14日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

卓話「弁護士という仕事」

卓話者 秋保賢一会員

秋保賢一会員

卓話者 秋保賢一会員

私は、弁護士登録とロータリー入会がほぼ同じ時期であり、ともに32年余りということになります。ロータリー入会直後は、四つのテストをみて「弁護士には当てはまらない」と思っていました。
例えば、「真実かどうか」についていえば、原告と被告がいる裁判に当てはめてみると、弁護士には真実義務があるものの、一方で依頼人の利益も守らないといけないので、嘘をつかないかぎり依頼人の利益の方にプライオリティを置くのではないかと思っていました。
「みんなに公平か」も破産管財人に就任した場合は、債権者平等の原則がありますのであてはまりますが、やはり、裁判を念頭に置くと依頼者の利益を優先せざるを得ないので、やはり当てはまらないと思っていました。
さらに「好意と友情を深めるか」についていえば、裁判で争っているのに好意も友情も深まるわけがないと思っておりました。
そして、「みんなのためになるかどうか」も同様に依頼者の利益が第一なので、みんなのためにはなるわけではないと思っていたのです。
ということで当時は、弁護士業務についても経験が浅く、ロータリーについても不勉強でしたので、四つのテストは弁護士には当てはまらないと思い込んでおりました。
ところが、その後、まがりなりにも弁護士として、また、ロータリアンとしての経験も重ねていく中で、大きく考えが変わっていきました。
たとえば、「真実かどうか」ですが、依頼者にとって不利益になる事実や証拠を出し渋っていると、どうしても裁判所の心証は悪くなります。むしろ、依頼者にとって不利な事実や証拠であっても、それを隠さずに明らかにした上で、防御をする方が有利な判断をもらえることが少なくないことに気づきました。
「みんなに公平か」というのは、もともとの英語では「fair」という言葉が使われていて、公平ではなく「公正」という言葉に置き換えると、要するにフェアに闘えということになります。嘘をつかずにフェアな訴訟活動をしていると、裁判所が信頼をしてくれるようになります。いったんあくどい戦い方をする弁護士ということで評判が悪くなると、息の長い仕事をしていく上ですごくマイナスになります。結局は、依頼者のためにもならないことになります。
「好意と友情を深めるか」についても、裁判で争っている者同士が仲よくなるということはありませんけれども、信頼関係を築くことは不可能ではないです。嘘をつかず、フェアな戦い方をしていれば、裁判所だけではなく、相手方の代理人弁護士や、もしかしたら、相手方本人からも一定の信頼を得ることができます。これも長い目で見た場合に弁護士業務にプラスに働きますし、依頼人の利益につながります。
そして、「みんなのためになるかどうか」というのは、もともと四つのテストが商道徳を示したものであって、売り手良し、買い手良し、世の中良し、つまりWin-Winになることを指しています。確かに、裁判で判決まで行くと勝つか負けるかしかなく、Win-Winにはなりませんが、訴訟は多くの場合、和解で解決します。和解で解決する場合は、まさにWin-Winを追及することになりますので、やはり弁護士業務にあてはまります。
ということで、四つのテストは、要するにその地域社会の中で職業人として信頼されるための道筋を示しているのであって、弁護士にも当てはまる、ということが遅まきながら今は理解しています。自分で言うのも何ですが、32年余り、弁護士としてもロータリアンとしても、多少は進歩した結果なのかもしれません。

2023年3月7日 | カテゴリー : 卓話 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1435回例会週報

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第1435回
【日程】2023年3月7日(火)
【点鐘】12時30分~
【行事】卓話
【担当】会計監査

2023年3月7日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1434回例会週報

PDF1434_20230228
第1434回
【日程】2023年2月28日(火)
【点鐘】18時30分~
【行事】ファイヤーサイドミーティング
【担当】会員増強委員会

2023年2月28日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc

第1433回例会週報

PDF1433_20230224
第1433回
【日程】2023年2月24日(火)
【点鐘】18時30分~
【行事】岐阜西RC・本巣RC・岐阜中RC 3RC合同夜間例会
【担当】幹事・親睦委員会

2023年2月24日 | カテゴリー : 週報 | タグ : | 投稿者 : gifunakarc